太古の昔、舞や踊りの起源は、目に見えない世界と目に見える世界をつなぐ祈りや、祝祭の儀式でした。

 

古代舞靈研究所は、縄文時代をはじめとする、古代・神代の舞や踊り、各国のネイティブダンスの精神性や魂について、
現代人の身体やDNAの中に眠る記憶をもとに、研究しています。

 

『舞靈(まいだま)』というのは造語です。
日本には「言葉に魂が宿る」という考え方から『言靈』という美しい言葉があります。
言霊という考え方が存在するより以前の、文字が存在しなかった時代、人は形や動きの中に魂を宿し、
何かを伝えていたのではないかと考え造った言葉です。

 

太古・原初の人々は常に自然を敬いこの星の自然や宇宙のサイクルと共に生き平穏な日々を願い、森羅万象を寿ぐ「祈り人」でした。
舞は古代の人々のように天と地をつなぎ、舞う身体を通して祈り、自らを尊びすべてを愛し、地球を癒します。
この時代に舞うことを選択した人々と共に、より一層深い体験を共有しながら、これからの地球のために世の平和や幸せを祈り、
寿ぎの舞を捧げ生きることの喜びと感謝を深めていきたいと考えています。